IT企業に就職するなら見ろ、と言われスティーブジョブズを見て感じたこと
親しい人から
「ITに興味があるんだったらスティーブジョブズを見ないでどうする!」と叱られたので、
IT企業に就職する私はおとなしく見ることにしました。
そうですよね、見てないことが恥です。
洋画が苦手(?)とは言え、
テーマが興味のど真ん中だしいけるだろうと思い
GWの暇な時間を使い自宅で鑑賞。
初めにざっくりとした感想だけ言うと、
最高でした!!!笑
以下、概要を映画.comから引用します。
「スラムドッグ$ミリオネア」のオスカー監督ダニー・ボイルが、アップル社の共同設立者スティーブ・ジョブズの生き様を描いた伝記ドラマ。ジョブズ本人や家族、関係者へのインタビューを中心に執筆された伝記作家ウォルター・アイザックソンによるベストセラー「スティーブ・ジョブズ」をもとに、「ソーシャル・ネットワーク」でアカデミー脚色賞を受賞したアーロン・ソーキンが脚本を担当。1984年のMacintosh、88年のNeXT Cube、98年のiMacというジョブズの人生の中で最も波乱に満ちていた時期に行なわれた3つの新作発表会にスポットを当て、人々を魅了した伝説のプレゼンテーションの舞台裏を通し、信念を貫き通そうとする姿や、卓越したビジネスセンスを浮かび上がらせていく。さらに娘リサとの確執と和解といったエピソードも盛り込み、ジョブズの素顔を浮き彫りにする。「それでも夜は明ける」のマイケル・ファスベンダーがジョブズを熱演し、共演にも「タイタニック」のケイト・ウィンスレット、「グリーン・ホーネット」のセス・ローゲンら豪華キャストが集結。
ジョブズが波乱万丈な人生を歩んできて、こだわりが物凄く強い人、ということは中学の英語の教科書に書いてあったのでなんとなく知っていましたが笑
彼の生き様をリアルに知れて、映画っていいな(洋画って案外いいな)と今更ながら思いました。
ジョブズだって初めは小さなガレージから始め、ベンチャーキャピタルに100回以上しつこく電話をかけ、自分が思い描いている理想の未来像だけを信じて行動し続けていました。
だけど、まっすぐ盲目に突き進むと、周囲と衝突する。
それは誰だって懸念することで、
むしろその折り合いをどうつけていくかも、個人のスキルの一つであると捉えている人は、日本人、というか社会人には多いのではないでしょうか。
というか、そうであるべきな世の中かと。
だってそうじゃないと、お金が稼げないしチームが成り立たないし。
でもそんなみんなの当たり前を情熱で無視できてしまうのって、
本当に才能。
そういう人に人って一定数ついていくと思う。
なんか魅力なんだもん。
でもやっぱり一つ思うのは、
ジョブズは会社に要らないと思った人材は
どんな情も捨ててリストラしたけれど、
そのときどんな気持ちだったのかは全然わからない。
捨てて、って書いたけど、そもそもそんな感情芽生えないのか、
簡単に捨てられるのか、
実は一瞬辛いのか。
ジョブズはどんな人だったのだろう。
そんなことを考えながら見ていました。
結局、こういう、まっすぐで時に不器用ででも絶対に本質は逃がさない、そんな人が世の中を変えていくのだなぁ。
私も IT企業に就職するので、やっぱり世の中に新しい価値を生み出す瞬間(のシーン)では涙が出てきました。感動です。
中学生のときは、こんなすごい人がいるよって教えられたって自分とはかけ離れすぎた存在で、目指すどころか憧れることさえ憚れるようなイメージがありました。笑
でも、娘リサとの確執を描いた一連のストーリーの中でプライベートを見てみると、
あ、この人も私たちと同じ人間でありひとりの男性なんだと思わせてくれる、そんなおまけストーリーもついてました。
こういう偉人の人生を映画にしたもの、もっと見ようと思います。
私が見た数少なすぎる洋画のレパートリーの中には
ソーシャルネットワークもあって、超面白かったし。笑
映画を見た後に、すぐには現実に戻れなくなって、
この世の中がなんなのかわからなくなる瞬間は本当に嫌いじゃない。
私はSFだと逆にその世界に入り込めないので
ヒューマンドラマ系でまた周りの友達にオススメを聞いて
見てみようと思います。
なんらかの形で人生の肥やしになれ〜〜⭐️⭐️